こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 【買って後悔しない】美容師おすすめのサロンシャンプー5選【コスパ◎】
- 【サロンシャンプーは高い!という人へ】市販シャンプーのおすすめは一択
- サロンシャンプーを買おうか迷ってる人に伝えたいこと
こんにちは。フリーランス美容師の佐藤浩行です。
この記事を書いているぼくは、美容師歴は10年ほど。現在は、独立してフリーランス美容師として活動してます。
多くのサロンシャンプーを試してきて、お客様が満足してもらえるシャンプーをおすすめしてきました。
こういったぼくがわかりやすく解説します。
目次
【コスパ◎】美容師おすすめのサロンシャンプー5選
この記事でのコスパの定義は、
- コスパが良い=「満足度が高い」◎
- コスパが良い=「安い・お得」×
上記のとおり、満足度が高いモノです。
お得に買えても、つかってイマイチではもったいない。
なので満足度が高いサロンシャンプーを紹介していきます。
コスパが良いおすすめのサロンシャンプーは5つ。
- クエンチ
- スロウ
- オッジィオット
- フローディア
- エヌドット
それぞれ解説します。
おすすめ①:クエンチ
ミルボンのオージュアシリーズは14種類あります。
なかでも、満足度が高いのが「クエンチシャンプー」です。
保湿に優れたシャンプーで、どんな髪質でもしっとり手触り良く洗い上がります。
パサつき、ダメージ、うねりなどの悩みの主な原因は乾燥。そのすべての髪に保湿は必須です。
以前、ぼくが働いていた美容室でオージュアをあつかっていました。
最もリピートが多かったのがこのクエンチです。
迷ったらコレと自信をもっておすすめできます。
おすすめ②:スロウ
スロウシャンプーは「髪色を長く楽しみたい」人におすすめです。
ヘアカラーの色落ちの原因は「シャンプーの洗浄成分」です。
スロウは、洗浄成分を植物由来のアミノ酸系にこだわり、髪や頭皮を優しく洗うことができます。
また、保湿やタンパク質などの栄養成分も配合されているので、ダメージケアにも最適です。
種類は2つあります。
- モイスト:うるおい(パサつき、乾燥が気になる人)
- エアリー:ふんわり(しっとりよりもサラサラが好みの人)
悩みや仕上がりで選ぶのもありです。
ぼくも美容室で使っています。
おすすめ③:オッジィオット
オッジィオットのシャンプーは「ダメージケア」に最適です。
ダメージケアに特化した美髪シャンプー。高濃度美容液シャンプーです。
「シルク」「コラーゲン」「ケラチン」などタンパク質が豊富にふくまれています。
髪のタンパク質は、摩擦や熱や紫外線、カラーなどのダメージで栄養が流れたり、変性(形が変わる)します。
それがパサつき、ゴワつき、うねりの原因です。
毎日のシャンプーでタンパク質をたっぷり補うことできます。
オッジィオットは「魔法のシャンプー」として書籍が出版されるほどです。
種類は3つ。
- スムース:サラサラ、みずみずしさ(絡まりやすい、ひっかかる、ザラつく髪)
- モイスチャー:しっとり、まとまり(パサつき、ダメージ、うねりが気になる人)
- ボリューム:ハリコシ、つや、自然なボリューム(エイジングケア)
それぞれの悩みや、仕上げたい質感で選ぶのが良いです。
おすすめ④:フローディア
最低限のヘアケアで健康的でつやのある「素髪」にしたい人に最適です。
フローディアは、髪のダメージしている部分だけを補修、保湿します。
それが「バルネイドシステム」
今のヘアケアは保湿、栄養、コーティングとあれやこれやと付ける足し算です。
それによって、不自然なツヤや手触り、ベタつきやギラつきが起こります。
でもフローディアは引き算のヘアケア。余分な成分が残りません。
サラサラなのに毛先がまとまる、バージン毛のような自然な質感に仕上げてくれます。
種類は5つ。
- スプリングリフト:細毛、軟毛/ふんわり感、弾力感
- スリークライト:細毛、普通毛、軟毛/サラサラ感
- スリークモイスト:普通毛、太毛、硬毛/やわらかさ
- ディープモイスト:太毛、硬毛/しっとり感、まとまり感
- スキャルプ(医薬部外品):頭皮のベタつき、ニオイ、かゆみが気になる人
「D1:オイリー肌」
「D2:乾燥肌」
自分の髪質がわからない場合は、行きつけの美容室で美容師に聞いてみましょう。
おすすめ⑤:エヌドット
スタイリング剤で有名なエヌドット。
シャンプーの特徴は1日中、さらさらと指通りの良い髪が続くことです。
エヌドットシリーズすべてにシアバターが最も多く含まれています。
シアバター由来の洗浄成分をつかうことで、毛穴の汚れをキッチリオフしつつ、肌を守りながら保湿し、なめらかな髪に仕上げてくれます。
通勤中などに髪がガサガサしてストレスを感じることもあります。
そのストレスを解決して1日中サラサラな髪になれる。
ストレスレスな髪になれるのが、エヌドットシアシャンプーです。
種類は2つ。
- スムース:ハリコシ
- モイスチャー:しっとり
ミニサイズもあるのでそれから使ってみるのもありです。旅行用としても使えます。
【サロンシャンプーは高い!という人へ】市販シャンプーのおすすめは一択
市販のシャンプーのおすすめは、無印良品シャンプー一択です。
無印のシャンプーもアミノ酸系の洗浄成分が配合されています。
市販のシャンプーは、洗浄成分が高級アルコール(石油系合成界面活性剤。安くて大量生産が可能)が一般的です。
洗浄力が強く、色落ちや皮脂を落としすぎることもあります。
でも、サロンシャンプーの多くはアミノ酸系(植物由来の界面活性剤)の洗浄成分です。
頭皮や髪を優しく洗うことができます。
美容室でよく聞かれるのが、
です。
今までは
としか言えませんでした。(サロンで取り扱っているシャンプー押しでした)
でも今は、市販のシャンプーのおすすめを聞かれたら、無印のシャンプーを自信をもっておすすめしています。
種類は4つ。
- 敏感肌用:健やか/さらさら、ややしっとり
- スカルプケア:さっぱり/さらさら
- ダメージケア:パサつき、ダメージケア/しっとり
- エイジング:エイジングによる乾燥/ハリコシ
携帯用と詰め替え用、ボトルは別売りです。
どちらもサロンシャンプーに比べるとかなり安く手に入ります。
まずは携帯用からでも良いですね。気に入ってから詰め替え用を買いましょう。
サロンシャンプーを買おうか迷ってる人に伝えたいこと
買おうか迷う人に伝えたいことは下記の3つです。
- シャンプーで髪は傷む
- シャンプーは頭皮、トリートメントは髪
- 自分で選ぶよりプロに聞く
順を追って解説します。
①シャンプーで髪は傷む
濡れた髪はデリケート。
濡れたまま髪をこするとキューティクルがはがれてパサつきやザラつきにつながります。
洗えば洗うほど色落ちします。
と思うかもしれません。
残念ながらシャンプーで傷むことは避けられません。
でも、軽減することはできます。
そのために洗浄成分をこだわることが大切です。
洗う回数が多かったり、洗浄成分が強いと髪は傷みます。
天然由来のアミノ酸系などのシャンプーで洗うことが髪を少しでも傷ませない最善策です。
②シャンプーは頭皮、トリートメントは髪
シャンプーで髪をこすって洗う必要はありません。泡立てだけで十分です。
あくまでシャンプーは頭皮を洗うもの。健やかな頭皮環境に整えるのがシャンプーの目的です。
よく言われるのが、
という話。
でもそれはシャンプーのせいとは言い切れません。
髪のパサつきをおさえて、保湿し栄養をあたえて手触りをよくするのは主にトリートメントの目的です。
パサつく=トリートメント(トリートメントのやり方)をまず見直してみましょう。
もちろんシャンプーにも原因はあります。
でもまずはシャンプーの洗い方を見直しましょう。
ダメージをおさえて洗う方法は下記。
- 濡らす前にブラッシング
- お湯洗い:1分30秒目安(頭皮を指の腹で洗う)
- 手のひらで軽く泡立てる
- しっかり泡立てる
- 頭皮をマッサージするように洗う
- 流す(流し残し注意)
手間はかかりますが、髪のダメージが気になるならこの洗い方が有効。
洗い方でもパサつき感は変わります。
今あるシャンプーで洗い方を見直してみてから買い替えても遅くはありません。
③自分で選ぶよりプロに聞く
シャンプーとトリートメントは自分で選ぶより美容師に聞くのが1番です。
美容師はあなた以上にあなたの髪質を理解しています。
もしかしたら自分の髪質を勘違いしているかもしれません。
たとえば、自分では太い毛で毛量が多いと思っている。
でも、美容師から見るとそうでもない。ということがよくあります。
美容師は何百人もの髪を見ています。見てきているからこそわかる。
シャンプーやトリートメントを自分で選んで後悔しそう。
と、心配なら前もって美容師に聞いてみてから選ぶほうが得策です。
まとめ
- おすすめのサロンシャンプーは「クエンチ」「スロウ」「オッジーオッド」「フローディア」「エヌドット」の5つ
- おすすめの市販シャンプーは無印シャンプー一択
- シャンプーで髪は傷む
- シャンプーは頭皮を洗うもの、トリートメントは毛先をケアするもの
- 自分で選ぶ△プロに選んでもらう◎
質の高い洗浄成分、保湿、栄養は、髪や頭皮を健やかに保つために必要です。
汚れを落とすためだけの洗浄成分だけでは、肌が荒れます。
たとえば食器洗剤。
つかえばつかうほど乾燥して、手も荒れていきます。
シャンプーも同じです。
大量生産される洗浄力の高いシャンプーつかえば、乾燥して髪や頭皮に負担がかかります。
髪や頭髪の乾燥が気になるなら、質の高いシャンプーに変えてみる。
買ってから後悔しない、満足度の高いシャンプーから試してみるのもありです。
