こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 「コロナ禍に38.5℃の発熱」病院へ受診したときの感想
- 発熱したときにやるべきことまとめ
- 陽性になったらやるべきことまとめ
こんにちは。フリーランス美容師の佐藤浩行です。
この記事を書いている僕は、2021年1月22日に38.5度の発熱症状がありました。
検査結果は陰性でした。ほんと良かったです。
仕事は美容師です。現在は独立してフリーランス美容師として活動してます。
こういった僕が、体験談をまじえてわかりやすく解説します。
目次
「コロナ禍に38.5℃の発熱」病院へ受診したときの感想
まず、病院探しで体力消耗。
さらに、検査結果がわかるまでも消耗しました。
病院探しで体力消耗
かかりつけの内科病院で、コロナのウイルス検査をやっていなかったです。
発熱する前は「かかりつけの内科の病院に、電話すれば大丈夫だろう」と甘く考えていました。
準備不足。自業自得です。
病院探しで消耗しないためにも、事前に調べておくべきです。
という人がなかにはいるかもしれません。
熱があると早くて確実な判断ができません。
下記の順番で、受診できる病院を探しましょう。
- 今ある診察券の「内科」「耳鼻咽喉科」に片っ端から電話する
- 受診できるなら、しかるべき方法で予約して足を運ぶ
- 受診できないなら「近くの病院・内科または耳鼻咽喉科」で検索して片っ端から電話する
これが1番早いです。
なぜなら、病院のホームページで「受診してコロナウイルスの検査ができる」ということがほとんど明記されていないからです。
ホームページを調べるだけ、体力を消耗します。
即、電話で問い合わせましょう。
僕の場合は内科ではなく、耳鼻咽喉科でコロナウイルス、インフルエンザウイルス両方の検査を同時にしてもらえました。
必ずしも内科でなくてもいい。ということです。
たいていの場合、①で見つかるはず。
それでも見つからない人は、都道府県の発熱相談センター(受診・相談センター)に問い合わせましょう。
「都道府県・発熱相談センター」で検索。
もしくは、下記の厚生労働省ホームページにアクセス。
厚生労働省:新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターの連絡先
一部記載しておきます。
- 東京都:発熱相談センター→TEL03-5320-4592
「24時間・土日祝日を含む」 - 千葉県:発熱相談センター→TEL03-6747-8414
「24時間・土日祝日を含む」 - 埼玉県:受診・相談センター→TEL048-762-8026
「9時00分から17時30分月曜日から土曜日(祝日を含む)」※通常の日曜日は開設してない
電話が混み合いやすいようです。
いざというときにだけ問い合わせましょう。
もしかしたら、少し離れた病院で受診できるかもです。
そちらも問い合わせてみるのもひとつです。
検査結果がわかるまでも消耗
受けたウイルス検査は、PCR検査ではなく、ウイルス迅速検査(抗原定性検査)でした。
ウイルス迅速検査(抗原定性検査)とは、鼻やのどに綿棒を入れてとる「ぬぐい液」が検査材料になります。結果が出るまで5〜40分の時間を要します。
精度は「ウイルス量が多ければ」PCRと同等の精度があるようです。
検査結果がわかるまでも消耗しました。
検査結果が出るまでは、外で待つしかありません。
あたりまえです。
もしも、コロナ感染していたら他の患者に迷惑がかかります。
となると、外で40分待つしかないのです。
高熱でクラクラしたまま。
その状態で寒空の下、人とできる限りすれ違うことのないように気をつけなければならない。
これがけっこう大変でした。
待っている時間は、「悔しさ」「不安」「責任感」
でいっぱいです。
悔しさの理由は、できる限りのコロナ感染予防をしているからです。
- こまめにうがい、手洗い、消毒はあたりまえ
- 常時マスク着用(家でも)
- 人との外食は一切なし
- 帰宅後すぐに風呂(極力、家のものに触れない)
- 買い物の商品、帰宅後に触れたところの消毒
感染するときは感染する。
とはいえ、これで感染したらと思うと悔しいです。
あとは、不安や責任感に駆られます。
「店に電話だ、、、」
「職場の人に迷惑がかかってしまう」
と、気持ちが下がります。
結果は「陰性」でした。
ちなみに、発熱してから2日目の38.5°Cの体温で検査をうけました。
安心しました。
でも、このことによって僕の「当事者意識」は確実に変わったのです。
もっと気をつけるべく、より一層、消毒の徹底とマスク二枚重ねで生活しています。
それと、検査を待っているときに「コロナ感染後の対応」について調べました。
でも、「文字がつらつら書かれていて読みづらい!」と思ったので、今後のために「もしも自分がコロナに感染したとき役に立つ」内容を下記にまとめます。
コロナ禍で発熱したらやるべきことまとめ
現状、発熱=コロナ疑い。です。
なのでまず、下記の順番で連絡しましょう。
- 家族、同居人に知らせる
- 職場に連絡
- かかりつけの病院に電話
もちろん、発熱してるわけなので仕事は絶対に休むこと。
そしてマスク常時着用、人と接触しないようにしましょう。
①家族に知らせる
すぐに知らせるべきは、家族と同居人です。
もしコロナ感染していれば、正直言って濃厚接触者になることは避けられない。
たとえ、部屋を分けたとしてもです。
家中の消毒など、手助けしてもらうことも必要です。
何度も言いますが、発熱=コロナ疑い。
今後1番、不安にさせるのは家族と同居人です。
なによりも先に知らせましょう。
②職場に連絡
コロナかどうかは、まだわからない。
それでも、職場に連絡しましょう。
発熱したまま仕事するのは、はっきり言って迷惑です。
休みましょう。
僕はフリーランス美容師なので、お客様ひとりひとりに現状を伝えて休ませてもらいました。
「今、発熱の症状があります。これから病院を受診して、ウイルス検査をしてきます。検査結果がわかったら改めてご連絡いたします」
と伝えて、休みをもらうこと、予約日時の変更をお願いしました。
現状を正直に伝えましょう。
③かかりつけの病院に電話
必ず、ウイルス検査のできる病院にいきましょう。
「ただの風邪だろう」
などと、甘く考えるのはやめましょう。
自分はいいかもしれませんが、不安や迷惑をかけるのは、まわりの人たちです。
責任感をもって行動しましょう。
家族や同居人、職場の人に伝えることは下記です。
- 今、発熱してること
- これからウイルス検査をすること
- ウイルス検査後に結果を知らせる
高熱のときに、これがけっこう大変です。
でも、これが大人の責務です。
こと細かく伝えて、少しでも安心してもらえるようにしましょう。
陽性になったらやるべきことまとめ
僕自身が調べていて思ったことは、「文字がつらつら書かれて読みづらい」ということでした。
なので今後の自分のために、できる限りわかりやすくまとめておきます。
- 医師・保健所の指示にしたがう
- 家族・同居人・職場に知らせる
- 発熱した日から、前後2日間の濃厚接触者を思いおこしてまとめておく
- 発熱前、過去2週間の行動を思いおこしてまとめておく
- 支援を確認、申請
注意することは下記。
- 自宅の消毒を徹底する
- 外出しないこと
- 周囲の人と接触を避けること
同居人がいる場合は、タオルなどの共用をしないこと、できる限り空間を分けるなど気を使いましょう。
では、①〜⑤を順を追って解説します。
①医師・保健所の指示にしたがう
コロナ陽性になると、これからどうなるのか不安です。
療養する場所、費用、療養日数などなど。
キリがありません。
でも、それを調べる必要はありません。
なぜなら、保健所がサポートしてくれるからです。
自宅で療養していると保健所から電話がきます。
そこで気になることはすべて聞きましょう。
療養する場所などは、保健所から説明されるようです。
- 病院に入院
- ホテルで療養
- 自宅療養
病院やホテルは指定されます。
その上、自宅前に送迎車がきてくれます。
宿泊費用、食費は無料です。
必要なのは、日用品のみ。
自分で手配せず、保健所にまかせましょう。
②家族・同居人・職場に伝える
少なくとも10日間以上は、療養することを伝えましょう。
10日間の療養終了後は、他の人への感染症はないと考えられています。
東京都福祉保健局のホームページに記載されています。
退院基準は発症日から10日間経過し、かつ症状軽快後72時間経過していることとされています。退院については、治療内容、症状等により主治医の判断に従っていただきます。
症状のない方については、検体採取日から10日間経過した時点で、療養期間が終了となります。
ただし、症状に大きな変化がある際は必要に応じて入院継続または療養期間を延長していただく場合もございます。療養終了後の生活について
療養終了時点では、他の人への感染性はないと考えられますが、ごく稀に再度症状が現れる方が確認されています。そのため、療養終了後4週間は以下の点に留意いただきますようお願いします。
1.一般的な衛生対策を徹底してください
- 石けんやアルコール消毒液を用いて手洗いをしてください。
- 咳エチケット(マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って口や鼻をおさえる、マスクの着用等)を守ってください。
2.健康状態を毎日確認してください
- 毎日、体温測定を行い、発熱(37.5℃以上)の有無を確認してください。
また、濃厚接触者と判断された場合、保健所から連絡があることを事前に伝えておきましょう。
③発熱した日から、前後2日間の濃厚接触者を思いおこす
濃厚接触者の定義は下記です。
厚生労働省の新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)に記載されてます。
濃厚接触者は、新型コロナウイルスに感染していることが確認された方と近距離で接触、或いは長時間接触し、感染の可能性が相対的に高くなっている方を指します。
濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は上述のとおり、1.距離の近さと2.時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
陽性になった人は発熱した日から、前後2日の濃厚接触者について、保健所から質問されます。
前後2日が最もウイルスをばらまく可能性が高いのです。
保健所が濃厚接触者であると判断した場合、検査や健康観察(14日間外出不可)の要請を連絡する必要があるのです。
ちなみに、検査結果が陰性でも健康観察の期間は14日間です(潜伏期間は最長14日間)
14日間というのは、陽性者と接触した最終日からです。
そのため、あらかじめ発熱した日から、前後2日間の濃厚接触者をおもいおこす必要があります。
なお、保健所が濃厚接触者であると判断した場合、連絡先を聞かれます。
なので連絡先を保健所に伝える前に、
自分が「あの人は濃厚接触者かもしれない」という人に事前に連絡しておきましょう。
いきなり保健所から連絡がきたらびっくりします。
- 濃厚接触者にあたるかもしれないこと
- 保健所に連絡先を教えること
- 迷惑をかけてしまうこと
上記を事前に伝えておきましょう。
その人のためにも、自分のためにも事前に話しておきましょう。
④発熱前、過去2週間の行動を思いおこす
だいたい覚えていないものです。
でも、これも保健所に質問されます。
感染者の行動を調査して、感染の可能性がある人に検査を実施しているからです。
感染者が増えないようにするためです。
一生懸命思い出し、正確に保健所の方に伝える。
感染拡大を防ぐために協力しましょう。
⑤支援を確認、申請
コロナ感染者への支援は下記です。
- 入院やホテルの療養費、食費が無料
- 自宅から病院やホテルまでの送迎
- 自宅待機者は配食サービス
- 見舞金(自治体による)
- 傷病手当金(自治体による)
受けられる支援はすべて頼りましょう。
外出禁止で仕事もできないです。
療養期間中は、収入がなくなります。
お金の不安もまた、ストレスです。
ストレスを軽減させるために支援は受けるべきです。
区市町村の保健福祉センターや自治体によって支援内容がことなります。
なので「療養場所や費用」「送迎」「配食サービス」について詳しく知りたい人は、保健所から電話がきたときに確認を。
「見舞金」「傷病手当金」については、区市町村の自治体に問い合わせましょう。
ちなみに、東京都は①、②、③、⑤が支援されます。
④の見舞金は、新宿区だけのようです。
外出せず、安静に休むためにも受けられる支援は受けましょう。
まとめ
- 病院は事前に調べておく
- 発熱したらかかりつけの病院「内科・耳鼻咽喉科」に電話
- ウイルス迅速検査(抗原定性検査)なら、結果が出るまで40分かかる。厚着すること
- 発熱したら、家族→職場→病院に電話
- 陽性になったら、まわりの人のために行動。自分のことは、医師、保健所、自治体に確認する。頼る
3回目の緊急事態宣言を発令されました。
医療機関や自治体の方々は大忙しです。
でも過去の自分もふくめ、多くの人は危機感も準備も足りていない。
「もっと責任感をもって行動してほしい」
これを過去の自分に伝えたい。
いつどんな状況でコロナに感染するかわからないです。
もし陽性になったら、高熱でクラクラしたまま、あれやこれやバタバタと行動することになります。
高熱のまま病院を探すだけでも、けっこう消耗します。
今から「当事者意識」をもつこと。
難しいことかもしれませんが、“前もって準備しておく”。
それだけでも今後の自分のためになります。
発熱する前であれば「ウイルス検査をしてる病院を調べておくこと。
発熱後は上述通りに行動しましょう。
この記事が行動の第一歩として役に立てたら幸いです。
最後にこの記事を書くにときに、とても参考になった記事をまとめておきます。
